不正アクセスにより関係者ら1万5,566人の個人情報漏えい懸念│中国電力|サイバーセキュリティ.com

不正アクセスにより関係者ら1万5,566人の個人情報漏えい懸念│中国電力



画像:中国電力株式会社より引用

中国電力株式会社は2025年4月25日、社内ネットワークに対する外部からの不正アクセスにより、同社および中国電力ネットワーク株式会社の関係者ら1万5,566人の個人情報が外部に流出した可能性があると発表しました。

発表によると2025年4月21日、社外から社内ネットワークに接続するための機器に対する不正アクセスを、同社情報システム担当部署が確認しました。同社は検知直後に当該機器はネットワークから切り離しましたが、機器が社員等の個人情報を格納するシステムに接続されていたことが、調査により判明しました。

中国電力は漏えい懸念の範囲について、社員や関係者の氏名、業務用メールアドレス等の個人情報に限定されるとしています。一般の顧客情報は含まれず、電力供給に関わるシステムやその他の業務システムには不正アクセスが行われていないと説明。電力の安定供給に支障はないとしています。

なお、同社は不正アクセスの原因について、接続機器の設定不備による可能性を指摘。今後は外部のセキュリティ専門機関の意見を取り入れながら、情報セキュリティ対策および監視体制の強化を図るとしています。

参照当社の社内ネットワークへの不正アクセスによる社員等の情報流出の可能性について|中国電力株式会社

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