
画像:国立大学法人山口大学より引用
国立大学法人山口大学は2025年4月8日、同大医学部附属病院に所属する医師が患者の要配慮情報を含む個人情報14件を記録したUSBメモリを紛失したと発表しました。
山口大学によると、医師は2025年3月13日、学会発表準備のため、発表資料及びその基データとなる個人情報を含むファイルをUSBメモリに保存し、病院内で資料の確認を受けました。ところが、その後USBメモリを所持したまま業務を行い、持ち出し帰宅したところ、2025年3月15日、USBメモリが所在不明となっていることが判明しました。
USBメモリは関係各所を捜索し、警察に遺失届を提出しましたが、公表時点で発見には至っていません。USBメモリにはセキュリティ措置が講じられていますが、患者の氏名や性別、既往歴や診断名などの個人情報14件が記録されていました。山口大学は今後、個人情報や機密情報の適切な取扱いについて改めて周知徹底し、再発防止に努めるとしています。
参照個人情報を含むUSBメモリの紛失について|国立大学法人山口大学