
画像:柏市より引用
柏市(千葉)は2025年3月7日、市立高校の卒業アルバムの作成の再発注先が外部からの不正アクセスを受け、同校に所属していた生徒約830名の個人情報について漏えい懸念を発表しました。
柏市によると、再発注先の企業は2024年5月、不正アクセスを受けました。対象となったのは同社のウェブサーバーで、2022年~2023年次の卒業生や教職員の個人写真や氏名、学年、出席番号等の名簿情報に漏えい懸念が発生。再発注先はその後、自社ホームページにて不正アクセスを公表しました。
ところが再発注先は2024年12月、個人情報保護委員会からの指摘により、不正アクセスに関する顧客や関係者への個別報告の必要性を認識します。同社は2025年2月17日に発注先に事情を説明、2025年2月25日には、発注先より学校宛に事案の報告がありました。
柏市は事情を受け、関係機関から詳細報告を受けるとともに、原因究明及び再発防止に向けた対策を検討するとしています。
参照卒業アルバムに掲載された情報の漏えいのおそれについて|柏市