「TechFUL」ユーザーアカウント約4万5千件漏えい懸念│444株式会社|サイバーセキュリティ.com

「TechFUL」ユーザーアカウント約4万5千件漏えい懸念│444株式会社



画像:444株式会社より引用

マイナビグループの444株式会社は2024年12月25日、プログラミング教育関連サービス「TechFUL」に対する外部からの不正アクセスに伴い、個人ユーザー登録アカウント4万5,576件を含む情報漏えい懸念を発表しました。

444株式会社によると、不正アクセスはネットワーク不正活動のアラートメールをクラウド管理会社より2024年12月11日に受領し、実施した調査により判明しました。原因はアクセス制御設定に不備のある開発用サーバーが、外部からの不正アクセスを受けたことによるもので、開発用途に使用していた本番データベースに侵害懸念が生じました。

説明によると、漏えい懸念の対象となるのは2023年8月13日以前にユーザー登録を行ったTechFULの個人ユーザーアカウント4万5,576件や契約した学校の475アカウント、企業の264アカウントです。漏えい対象項目にはハッシュ化されたパスワードが含まれているため、同社は解読による侵害懸念があるとして、パスワード変更を呼び掛けています。

なお、同社によると不正アクセスを受けたサーバーは隔離が完了しており、他のサーバーやシステムへの影響はありません。再発防止のため、ネットワークやサーバーのアクセス設定の再確認を発表しました。

参照不正アクセスによる個人情報流出に関するお詫びとお知らせ


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