附属美術館職員アカウント乗っ取りで学生ら3,327件の情報漏えい懸念│尾道市立大学|サイバーセキュリティ.com

附属美術館職員アカウント乗っ取りで学生ら3,327件の情報漏えい懸念│尾道市立大学



画像:尾道市立大学より引用

尾道市立大学は2024年12月16日、同大附属美術館職員のアカウントが乗っ取られ、館内のパソコン1台が不正アクセスを受けていたことを発表しました。

尾道市立大学によると、職員アカウントへの不正アクセスは2024年12月2日に判明しました。同大が調査したところ、対象となるパソコンには2016年度以降の同大学生や広報配布先、学内メールアドレス一覧など合計3,327件が記録されていたことが判明。該当パソコンが不正利用されたり、実際に情報が外部流出した形跡は認められないものの、情報流出を完全には否定できない旨、説明しました。

尾道市立大学は不正アクセス判明後、附属美術館の端末をネットワークを遮断し、内部調査を実施しました。現在までにパソコン関連のパスワード変更措置やウイルス検査は完了しており、現在は漏えいが懸念される人物らに連絡を取り、事情を説明している、とのこと。なお、同大は事態を重く受けとめ、個人情報の保護、情報セキュリティ対策の適切な管理に努めると発表しています。

参照尾道市立大学への不正アクセスによる個人情報の流出の可能性に関する事案について


SNSでもご購読できます。