福島県事業委託の企業がランサム感染、イベント参加者等の個人情報漏えい懸念|サイバーセキュリティ.com

福島県事業委託の企業がランサム感染、イベント参加者等の個人情報漏えい懸念



画像:株式会社イーエックスディーより引用

株式会社イーエックスディーは2024年12月3日、同社が運用するサーバーが外部からの不正アクセスにより、ランサムウェアに感染したと発表しました。

説明によると、イーエックスディー社は2024年11月28日にランサムウェア感染を把握しました。判明後、同社は該当サーバーをネットワークから切り離すなどの措置を講じましたが、被害サーバーは内部データが暗号化されている状態とのこと。福島県は同社に「ふくしまフェスタ」など5つの事業を委託しており、イベント参加者や来場者の個人情報約5,000件について漏えい懸念が生じています。

イーエックスディーは現在、現在対策本部を設置し、外部専門家の助言を受けながら、影響の範囲等の調査と復旧への対応を進めている状況です。公表時点で漏えい懸念情報が実際に流出したり不正利用された事実は確認されていませんが、全容解明には時間を要する見通しとのことです。

参照ランサムウェア被害の発生について


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