画像:神奈川県より引用
神奈川県は2024年12月2日、神奈川県立県民ホール本館、KAAT神奈川芸術劇場、県立音楽堂の指定管理者である公益財団法人神奈川芸術文化財団に対する外部からの不正アクセスに伴い、ランサムウェアに感染した可能性を発表しました。
神奈川県によると2024年12月1日、財団よりサーバーの管理を受託している事業者が、内部で発生した異常を確認し、調査および復旧対応を取りました。ところが、調査の過程で異常の原因がランサムウェアである可能性が浮上し、復旧対応に失敗。サーバーの復旧に至らず、遮断する事態となりました。
神奈川県によると、財産のサーバーには内部管理や組織に関する情報のほか、各施設の出演者や利用者とのやり取り等に関する情報、施設の管理や事業実施に関する情報が記録されていました。公表時点で情報流出の有無は明らかになっていませんが、県と財団は原因究明を進め、再発防止に努めるとしています。
参照公益財団法人神奈川芸術文化財団への外部からのサーバ攻撃について