窓口は東京都!警察、行政、大学教授、弁護士らが結集した公的サイバーセキュリティ対策機関【東京中小企業サイバーセキュリティ支援ネットワーク(Tcyss)】

- 2018年01月09日[更新]

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どうも、サイバ課長サイよー。

最近、サイバーセキュリティ対策の専門機関に突撃取材を繰り返して、だいぶ知識が付いてきたサイよ!

でも、中小企業や一般の人はどうやって情報を取得したり、知識を身に付ければ良いサイかね。と、思っていたら何やら東京都が配っている「中小企業向けサイバーセキュリティ対策の極意」なるガイドブックをゲット!なになに。

「日本で初めてサイバー探偵事務所を開く。ソフト帽とトレンチコートがトレードマーク。日夜懸命に頑張る中小企業の経営者に対して、客観的な態度と視点をもって依頼人に真に役立つ情報を端的に明言する。『東京をサイバー攻撃から守る』という正義感だけが、今日も彼を突き動かす」。冴羽守

え〜!!サイバ課長と同じ名前のキャラクターが登場したサイよ!これは早速調査しなければ!ということで、同冊子を担当した東京都産業労働局商工部の志賀光浩氏と鶴見翼氏に、話を聞いてみるサイよ。

ごめんくだサーイ!

※冴羽守は「中小企業向けサイバーセキュリティ対策の極意」に登場するフィクションのキャラクターです。

警視庁の働きかけでスタートしたTcyss

ガイドブックにはTcyss協力とあるサイが、この団体はどのような機関サイか?

志賀光浩氏(以下、志賀)
Tcyss(ティーサイス)は2016年4月に設立され、都内中小企業に向けてサイバーセキュリティ支援を行っている団体です。東京都が窓口を担当するほか、警視庁やセキュリティ企業、大学教授、弁護士、中小企業支援機関、サイバーセキュリティ対策機関などが参加しています。

鶴見翼氏(以下、鶴見)
中小企業のサイバーセキュリティ対策が遅れていることを危惧した警視庁の働きかけにより発足しました。東京都の知名度を利用するなど、行政機関とタイアップして活動しています。

具体的にはどのようなことをしているサイか?

志賀
昨年度は主に東京都で電話相談、対面相談、ネット相談を年間70件ほど受け付けました。中小企業の経営者や従業員から、インシデント後の対応についてや技術相談が多くありました。すでに被害が発生している場合は、スムーズに警察につなげます。また、2017年度はさらに相談件数が増えています。

鶴見
相談者の中には高校生など一般の方もおりました。徐々に相談窓口が認知度が向上してきていると感じています。

志賀
2016年11月には、200人規模のシンポジウムも開催。Tcyssに参加している各団体が参加するトークセッションを展開するなど、Tcyssの利点を活かしたイベントです。

Tcyssのメリットを教えてくだサイ。

鶴見
例えば、サイバーセキュリティ対策機関などを知らない方もいます。ベンダー企業への問い合わせは営業を懸念してしまうかもしれません。中立性を保った公的機関であるTcyssは、そのようなケースの際の選択肢となります。

“分かりやすい”を追求したガイドブック

「中小企業向けサイバーセキュリティ対策の極意」はものすごく分かりやすいサイよ。

志賀
ありがとうございます。Tcyssにおける東京都の取り組みとして、都内中小企業100社を対象に標的型メール訓練を提供したり、サイバーセキュリティ対策促進の助成を行いました。2017年度のメイン事業として新たに展開したのがガイドブックの作成です。

鶴見
行政が発行する固いイメージを一新し、引き込まれる表紙にするとともに印象的なキャラクターをナビゲーターとし、分かりやすい表現を心がけました。例えばマルウェアをウイルスで統一し、文字を少なくするとともにイラストで解説する構成になっています。

ケーススタディなどが漫画になっていて楽しく読めるサイね。

志賀
そうですね。具体的なシミュレーションなども漫画で表現することで、理解を深めてもらうことが目的です。用語解説インデックスやメモ欄もあります。B6サイズなので、常に携帯してもらいたいと考えています。

鶴見
ガイドブックについては20万部を作成しました。このうち15万部は支援機関を通じて各中小企業へ配布しており、支援機関によって前後しますが、そろそろお手元に届く頃と思います。

志賀
その他、送付先は都内限定ですが、コールセンター(0570-015372)でも3月14日まで受付けています。約200ページで内容は濃いですが、無償で提供しています。ぜひ多くの方にご覧いただきたいと考えています。

ガイドブックのさらなる浸透へ

今後の課題を教えてくだサイ。

鶴見
ガイドブックを1回発行して終わりではなく、ガイドブックの世界観を踏襲した第2弾を検討中です。Webサイトで公開するなどして、多くの人の目に触れられるように努力します。

志賀
現在、Tcyssの情報は東京都のホームページから発信していますが、いずれTcyss独自のホームページを作ることができれば。まずは2018年3月のセキュリティ月間に向けて活動していきます。

ありがとうございました!

最後に

Tcyssのような、行政が窓口となる安心のサイバーセキュリティ対策機関が、各地で増えていくと良いサイね。サイバ課長も冴羽守と一緒に、サイバーセキュリティ対策の重要性を訴えていくサイよ〜!

団体概要

団体名 東京中小企業サイバーセキュリティ支援ネットワーク
略称:Tcyss(Tokyo Cyber Security Support network for small and medium enterprises)
参加団体 ◆中小企業支援機関

  • 東京商工会議所
  • 東京都商工会議所連合会
  • 東京都商工会連合会
  • 東京都中小企業団体中央会
  • 公益財団法人 東京都中小企業振興公社
  • 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター

◆サイバーセキュリティ対策機関等

  • JC3(一般財団法人 日本サイバー犯罪対策センター)
  • IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)
  • ISOG-J(日本セキュリティオペレーション事業者協議会)
  • IIT(一般社団法人 東京都情報産業協会)

◆セキュリティ企業

  • トレンドマイクロ株式会社
  • マカフィー株式会社
  • 株式会社シマンテック
  • 日本マイクロソフト株式会社

◆大学教授

  • 砂原秀樹教授(慶應義塾大学)
  • 手塚悟教授(慶應義塾大学)
  • 湯浅懇道教授(情報セキュリティ大学院大学)

◆弁護士

  • 宮下正彦弁護士
  • 高橋郁夫弁護士

◆行政

  • 東京都
  • 警視庁

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サイバ課長

新米セキュリティ担当課長。セキュリティについて新米すぎるので、資格取得のための勉強に日々。

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3. 内部要因による情報漏洩
3-1.被害実例
3−2.内部犯行による被害統計情報
3-3.内部犯行による情報漏洩が増え続ける3つの原因
3-4.内部犯行を減らすための対策
4. 外部要因による情報漏洩
4−1.近年の個人情報漏洩の状況
4−2.実際の近年のサイバー攻撃による企業の被害実例
4−3.サイバー攻撃の統計情報
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4-5.急増する日本の企業のWEBサイト改ざんへの対策
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作者:   企業インタビュー