セキュリティソフトをグローバルで展開し、セキュリティ業界をリードするウェブルート株式会社 (本社:東京都港区、 代表取締役社長:伊藤 誉三、以下 ウェブルート)は、10代から60代の男女360人を対象に、スマートフォンのサイバーセキュリティに関する意識調査を実施いたしました。その調査結果をインフォグラフィック化し公開いたします。
この記事の目次
本調査のポイント
- 若年層の6割がスマートフォンを1日3~5時間以上利用
- 若年層の半数はセキュリティアプリの使用を面倒と感じている
- 若年層のスマートフォン利用頻度が高いにもかかわらずセキュリティ対策はできていない
若年層の6割はスマートフォン利用が1日3~5時間以上
若年層(10・20代)の1日のスマートフォン利用時間は「3~5時間未満」が10代: 41.7%、20代: 45%、「5~8時間未満」は10代: 18%、20代: 10%と最も時間が長いことがわかりました。
30代・40代・50代では約4割が「1~3時間未満」と回答しました。(30代: 45%、40代: 46.7%、50代: 45%)
若年層はスマートフォンの利用時間が長いが、セキュリティ対策を行っていない
若年層はスマートフォンの利用時間が長い一方で、約7割がセキュリティアプリを利用していないことが明らかとなりました(10代:36.7%、20代:30%)。年代別に比較すると、利用時間が短い40代や50代の方がセキュリティの利用率が高い傾向にあるようです。(40代: 41.7%、50代: 43%)。
若年層の半数以上がセキュリティアプリの利用を「面倒」と感じている
若年層がセキュリティアプリを利用しない理由は「面倒だから」という回答が約半数で最も多い結果となりました(10代: 47.6%、20代: 42.1%) 。全体でも38.6% が「面倒だから」という回答で一番多く、次いで「ハッキングされる可能性が低いと思っているから(22.9%)」、 「お金がかかるから(21.1%)」と続きました。
スマートフォンハッキングの可能性認知は全体で約3割
全体の約3割はスマートフォンがハッキングされる可能性があることを「知らない」と回答しました。一方、10代は「LINEやSNSの乗っ取りにより、ハッキングなど攻撃される危険性がある」という認知は高いようです。
また、先月に発表した「ウェブルート脅威レポート2018」によると、2017年には「悪質なアプリ」に分類されたモバイルアプリは全体の32%を占め、2016年の29%よりも高い結果となっています。
さらに32%の悪質アプリの中で、最も多かったのが「トロイの木馬 (67%)」であることが明らかになっています。
※「ウェブルート脅威レポート2018」の詳細はこちらをご参照ください。
http://wbrt.io/kz7zs
※インフォグラフィックはこちらよりご確認いただけます。
http://wbrt.io/pegu2
調査概要
集計期間:2018年6月8日~2018年6月13日
調査方法:インターネット調査
調査対象:10~60代の男女
調査人数:360名(各年代60名)