APIゲートウェイ|サイバーセキュリティ.com

APIゲートウェイ

APIゲートウェイAPI Gateway)は、複数のバックエンドサービスへのアクセスを統一的に管理し、APIリクエストを適切にルーティング、変換、管理するためのプロキシサーバーです。APIゲートウェイは、クライアントからのリクエストを受け取り、そのリクエストを適切なバックエンドサービスに振り分け、レスポンスをクライアントに返す役割を果たします。このプロセスで、APIゲートウェイは認証認可、ロギング、レート制限、キャッシング、トラフィック管理など、セキュリティやパフォーマンスに関わるさまざまな機能を提供します。APIゲートウェイを使用することで、複数のサービスを統合し、一元管理することが可能になり、システム全体の運用効率とセキュリティを向上させることができます。また、マイクロサービスアーキテクチャにおいては、各サービスへのアクセスを管理し、サービス間の依存関係を減らす役割を担います。対策として、APIゲートウェイの設定には十分な注意が必要であり、認証・認可プロセスの強化、不正アクセスの検出と防止、APIの使用状況のモニタリングなど、セキュリティ対策を徹底することが重要です。さらに、APIゲートウェイを利用することで、システム全体の可視性を向上させ、異常なトラフィックや攻撃を早期に検知し、迅速に対応できる体制を整えることが求められます。


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