大分大学、貴重書アーカイブ用公開サーバーが不正アクセス被害|サイバーセキュリティ.com

大分大学、貴重書アーカイブ用公開サーバーが不正アクセス被害



画像:大分大学より引用

大分大学は2024年8月26日、大学図書館が提供している貴重書アーカーイブに関する公開用サーバーが外部から不正アクセスを受けていたと発表しました。、

大分大学によると2024年7月、外部から「大学のホームページが改ざんまたは不正な埋め込みを受けている」旨の連絡がありました。大分大学が確認したところ、大学図書館の貴重書アーカイブの公開用サーバーに内在する脆弱性を利用した不正アクセスの痕跡が判明。さらにサーバー上のファイルが改ざんされ、海外ウェブサイトに誘導されるよう被害を受けていたことが判明しました。

大分大学は被害サーバーの運用を終了し、新しい環境を再構築しています。また、対象サーバーには個人情報や機密性の高い等は記録されておらず、他のサーバーへの被害拡大も確認されず、漏えいも生じていないと説明。今後はセキュリティを強化し再発防止策に努めるとしています。

参照本学図書館が提供する貴重書アーカイブの公開用サーバへの不正アクセスについて


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