株式会社FPパートナーは2024年8月15日、東京海上日動火災保険株式会社の出向者2名が、FPパートナーが保有する他社保険契約者の情報約3万5,000件を東京海上社に漏えいしていたと発表しました。
FPパートナー社によると、出向者らは2021年3月~2023年10月、東京海上社とFPパートナーを含む代理店が使用する業務システムを利用して、他社保険契約者の契約者名や住所、電話番号、保険料や契約先などの情報を取得。これを複数回にわたり東京海上社に送信していたとのこと。FPパートナー社はメール送信時の漏えいを防ぐため、セキュリティシステムを導入していましたが、出向者らはセキュリティが及ばない機能を用いて送信を継続していました。
漏えいした情報は、競合他社の販売シェアの確認などに使用され、外部への漏えいなどは確認されていません。FPパートナー社は今後、全容解明および再発防止に努めるとしています。
参照お客さま情報の漏えい事案についてのお詫びとお知らせ/株式会社FPパートナー