シャープ「COCORO STORE」改ざん被害、新たに「ヘルシオデリ」から漏えい懸念か|サイバーセキュリティ.com

シャープ「COCORO STORE」改ざん被害、新たに「ヘルシオデリ」から漏えい懸念か



画像:シャープ株式会社より引用

シャープ株式会社は2024年7月29日、同社公式オンラインストア「COCORO STORE」にて確認された不正アクセス被害について、新たに食材宅配サービス「ヘルシオデリ」から情報が漏えいした可能性があることなどを発表しました。

シャープによると、「COCORO STORE」への不正アクセスは2024年7月19日に発生し、サイト訪問者が悪意のあるページに遷移するよう改ざんされました。同社は2024年7月22日に事態を把握し、調査したところ、「COCORO STORE」で採用しているソフトウェアの脆弱性が原因で不正アクセスを受けるに至った事実が判明。さらに、同じシステムを採用していた同社サービス「ヘルシオデリ」も攻撃を受けていたことが判明しました。

シャープは不正アクセス把握後、脆弱性に対するソフトウェアアップデートし、問題に対応しました。しかしながら、「COCORO STORE」および「ヘルシオデリ」の一部の利用者等203名の個人情報に漏えい懸念があると発表。さらに改ざん中に悪意あるページにアクセスした2万6,654名について、セキュリティリスクを否定できない旨、発表しました。

同社は対象者について、不審メールに注意するほか、セキュリティソフトによるチェックやパスワードの変更を呼びかけています。今後はセキュリティ強化対策を実施し、再発防止に努めるとしています。

参照シャープ公式オンラインストア「COCORO STORE」・食材宅配サービス「ヘルシオデリ」における不正アクセスによる個人情報流出についてのお詫びとお願い


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