教師が生徒267名の家庭状況など情報置き忘れ、別の生徒が撮影も│札幌市|サイバーセキュリティ.com

教師が生徒267名の家庭状況など情報置き忘れ、別の生徒が撮影も│札幌市



画像:札幌市教育委員会より引用

札幌市教育委員会は2024年5月24日、市立中学校に所属する教諭の不注意により、所属生徒267名の個人情報が、学内の生徒に漏えいしたと発表しました。

札幌市教委によると、問題の教諭は2024年4月10日、生徒267名の情報を記録したファイルを体育館内の演壇に置き忘れました。この時点で情報漏えいの事実は確認されていませんでしたが、その後、2024年4月18日になり、一部生徒の保護者より「生徒が置き忘れたファイルを閲覧した」旨の連絡が同校宛に入りました。

市教委が確認したところ、ファイルの置き忘れは事実であり、複数の生徒が資料を閲覧した可能性があることが判明しました。さらに生徒の一部はファイルの内容をスマートフォンに撮影し、内容を記録していたとのこと。なお、ファイルには生徒の氏名や性別のほか、学内の人間関係や家庭状況、学校生活に関する情報など、学校生活に支障をきたしかねない内容が記録されていました。

札幌市教委は事案を受け、関係者に謝罪しています。事案判明から公表までに日数が経過した理由については、生徒への聞き取りを丁寧に進めていた、とのこと。今後はセキュリティルールの遵守徹底を図り再発を防止するとしています。

参照札幌市立中学校における個人情報の不適切な取り扱いについて


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