県職員の電話帳データなどを闇金担保に、神奈川県職員が懲戒処分|サイバーセキュリティ.com

県職員の電話帳データなどを闇金担保に、神奈川県職員が懲戒処分



画像:神奈川県より引用

神奈川県は2024年4月26日、県職員等の個人情報を無登録貸金業者(貸金業法)いわゆる「闇金」業者に本人の同意なく提供したとして、県環境農政局に所属する20代男性職員を停職6カ月の懲戒処分にしました。

神奈川県によると、男性職員は2020年のはじめから2022年10月にかけ、オンラインカジノで複数回の賭博行為を行いました。その後、男性職員が複数の無登録貸金業者から融資を受ける代わりに、自身の銀行口座情報や県職員の連絡先が記録された電話帳データを担保として提供したところ、2022年11月、口座情報が投資詐欺事件に不正利用される事態が発生。さらに2023年9月までに、環境農政局宛に複数回の返済督促の電話がかかるなどし、業務に支障をきたす事態が発生しました。

なお、職員は神奈川県の聞き取りに対して「軽い気持ちではじめた」と話しているとのこと。県は違法賭博行為や情報漏えいなどをしたとして、停職6カ月の処分にしました。

参照職員の懲戒処分について


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