私物ノートパソコン紛失で情報流出懸念、国立国語研究所|サイバーセキュリティ.com

私物ノートパソコン紛失で情報流出懸念、国立国語研究所



画像:人間文化研究機構より引用

人間文化研究機構・国立国語研究所は2024年3月5日、研究所に所属する職員が外部で個人情報等を含む可能性の高いノートパソコンを紛失したと明らかにしました。

説明によると、職員は2023年12月10日に他の大学で開催された研究会に参加中、私物のノートパソコンをトイレに置き忘れました。パソコンには職員が以前、在宅勤務時に使用していた際の762名分の個人情報が含まれている可能性があるとのこと。職員は在宅勤務終了後、データを削除していなかったため、情報漏洩の懸念が生じています。

国立国語研究所は、紛失したパソコンが指紋認証PINコードによるサインイン機能を備えおり、第三者による不正アクセスの可能性は低いとしています。また、紛失後のサインインログの確認により、不審な履歴は確認されていません。研究所は今後、私物端末の業務利用やデータの持ち出し、紛失時の緊急対応などに関する規則の見直しと周知徹底に努めると述べています。

参照個人情報等を含むノートパソコンの紛失について (お詫び・報告)/人間文化研究機構


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