画像:NTTビジネスソリューションズ株式会社より引用
NTTビジネスソリューションズ株式会社と株式会社NTTマーケティングアクトProCXは2023年12月19日、両社が公表した元派遣社員による個人情報流出事案について続報を公表しました。
両社はこれまで、流出規模について59社のクライアント・約900万件の顧客情報と説明してきました。ところが、公表日以降に実施した紐づけ調査から、影響受けたクライアントが69社にのぼること、流出懸念のある顧客情報も928万件を数えたことが判明。また、特定のクライアントに紐づけられない顧客情報117万件が存在することも明かしました。
一連の問題は両社に関係する元派遣社員が、クライアントの顧客情報を不正に持ち出し、第三者に流出したことにより発生しました。派遣社員は業務上の地位を利用しシステム管理者アカウントを不正利用しており、ProCX社がクライアントから預かる顧客情報が格納されたサーバーに不正アクセス。情報を入手していたものと見られています。
同社は流出対象でありクライアントに紐づけられていない顧客について、個別通知を発する予定です。また、問合せ窓口も設置し、対応する予定とのこと。今後は個人情報管理体制を強化し信頼回復に努めるとしています。
参照NTTビジネスソリューションズに派遣された元派遣社員によるお客さま情報の不正流出について(続報)/NTTビジネスソリューションズ株式会社