自ら作成疑いのマルウェアで不正アクセスか、高校生書類送検|サイバーセキュリティ.com

自ら作成疑いのマルウェアで不正アクセスか、高校生書類送検



奈良県警は2023年11月9日、自身が作成したマルウェアをゲーム攻略ツールと偽り拡散し、他人のアカウントログイン情報を抜き取った疑いで、北海道に住む10代の高校生を書類送検しました。

情報によると、高校生は2023年4月頃より、ゲームユーザー向けのチャットアプリ「ディスコード」を利用して、攻略ツールを配布するなどしていました。ところが、配布したツールには利用者のログイン情報を窃取するためのコードが組み込まれており、高校生はこれを利用して他人のアカウントに不正ログイン。ゲーム内のポイントをショッピングサイトのギフト券に交換するなどしていた疑いが持たれています。

なお、情報のマルウェアの出どころは、自ら作成した可能性があるとのこと。インターネット上の情報を組み合わせて作ったものと見られますが、生成AIの悪用により作成ハードルは下がっています。

参照不正プログラム作成、アカウント情報抜き取ったか 高校生を書類送検/朝日新聞


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