児童の写真1千枚超記録のデジカメ紛失、尼崎市の幼稚園|サイバーセキュリティ.com

児童の写真1千枚超記録のデジカメ紛失、尼崎市の幼稚園



画像:尼崎市より引用

尼崎市は2023年10月20日、市立保育園が所有していた児童の写真1千枚超が記録されたデジタルカメラおよびSDカードを紛失したと明らかにしました。

尼崎市によると紛失が判明したのは2023年9月25日のことで、教員が気付き幼稚園に報告したことにより明らかになりました。幼稚園では複数の教員がデジタルカメラを捜索しましたが公表時点で発見には至っていません。なお、内部にはSDカードが挿入されており、児童の写真およそ1千枚が記録されていたことがわかっています。

尼崎市は紛失の原因について保管場所と情報管理の2点を指摘しています。幼稚園ではデジタルカメラの保管場所を定めていましたが、実際には保管場所とは異なる場所に置くなど漫然とした管理をしていたとのこと。また、撮影したデータは園が管理するHDDに移動したあと削除することもできましたが、徹底されていなかったとのこと。

このため尼崎市は今後、カメラの保管場所や不要なデータの削除など情報管理を強化。事案を全市立幼稚園教員に共有し再発防止に努めるとしています。

参照市立幼稚園における個人情報が含まれたデジタルカメラ等の紛失について/尼崎市


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