茨城県サイバー犯罪対策課はこのほど、職員836名の個人情報を私用ハードディスクに保存した疑い(個人情報保護条例違反など)で、土浦市の30代男性職員を書類送検したと明らかにしました。
情報によると男性は2021年11月18日、不正アクセスを行うために保存権限のないユーザーIDやパスワードを業務用のパソコンに保存。さらに2023年12月18日、市に所属する職員836名分の人事評価や役職、経歴などを記録したファイルを私用ハードディスクにダウンロードした疑いが持たれています。
市役所では、他の職員の人事評価や役職等の情報は本来、人事関連部門しか知り得ません。しかし、送検された職員は本来知り得ない人事情報を把握するなどしており、これに気付いた別の職員が市に報告したことにより判明しました。
土浦市は事件に対し、新たなセキュリティシステムの導入など対策の強化を図ると発表しています。
参照不正アクセス疑い、茨城・土浦市職員を書類送検/Yahoo!ニュース
参照人事情報を不正収集疑い 土浦市職員を書類送検/Lucky FM 茨城放送