貨物量日本一の名古屋港、ランサム感染で積み込み不可能に|サイバーセキュリティ.com

貨物量日本一の名古屋港、ランサム感染で積み込み不可能に



全国一の貨物量で知られる名古屋港で2023年7月4日、物流管理などに使用されるコンテナターミナルシステムがランサムウェアに感染したことが明らかになりました。

情報によると名古屋港では2023年7月4日、システム障害によりトレーラーへのコンテナ積み込みなどの業務を停止せざるを得ない状況が発生。システムを管理する名古屋港管理組合が調査したところ、コンテナターミナルを管理するシステムがランサムウェアに感染し、機能不全に陥っていることが判明しました。

名古屋港には5つのコンテナターミナルが存在しますが、システム感染によりこれら全てのターミナルで作業不可能となっています。名古屋港管理組合は復旧対応を急いでいますが、2023年7月5日も終日、積み込み関連業務を見合わせると決定。協会は2023年7月6日の復旧を目指しますが、公表時点で見通しは明らかになっていません。

参照「名古屋港 システム障害「ランサムウエア」感染確認を発表/NHK NEWS WEB」


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