画像:岩手医科大学附属病院より引用
岩手医科大学附属病院は2023年2月、薬剤治療実施患者1,894名の個人情報を記録したUSBメモリを紛失したと明らかにしました。
説明によると、USBメモリは同院薬剤部が会議資料用に使用していたもので、2022年10月5日の使用を最後に所在がわからなくなっています。内部には薬剤治療実施患者の氏名や年齢、調剤情報などが記録されていました。
同院によると、紛失現場の同院薬剤部はIDカード認証による入信管理が徹底されており、関係者以外の持ち出し可能性は極めて低い状況とのこと。また、所在不明となったUSBメモリは同院規則により暗号化機能およびセキュリティ機能を備えていました。
ただし、同院は紛失による情報流出を完全には否定できないとして謝罪。今後はセキュリティ強化を通じて再発防止に努めるとしています。
参照個人情報を保存したUSBメモリの紛失について/岩手医科大学附属病院