画像:近畿大学病院より引用
近畿大学病院は2023年2月2日、同院が医療業務関連事業の株式会社エヌジェーシーに委託していた受付業務において、エヌジェーシーの元従業員Aが故意に近畿大学病院の患者情報を外部流出していたと明らかにしました。
情報によると、元従業員Aは2022年11月7日、業務中に友人Bが近畿大学病院を受診を知り、友人Bの電子カルテを不正閲覧し、スマートフォンで動画撮影していたとのこと。Aはまた、撮影した動画を共通の友人や家族に拡散するなどしていましたが、流出を知った友人Bが近畿大学病院に抗議したことで判明しました。
近畿大学病院が立ち上げた調査チームが確認したところ、従業員Aは撮影および拡散の事実を認めています。同院はエヌジェーシー社に厳重抗議したうえで再発防止措置の遵守徹底を申入れ、2023年3月31日よりエヌジェーシー社との業務委託契約を終了すると発表しました。
なお、元従業員Aは事案発生後、自主退職したとのことです。
参照近畿大学病院で発生した診療情報の流出事案について/近畿大学病院
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