
画像:株式会社マルカンより引用
株式会社マルカンは2022年1月12日、同社が運営するオンラインショップ「マルカンオンラインショップ(以下:被害サイト)」が何者かのサイバー攻撃を受けたことにより、過去被害サイトにてカード決済したユーザー1,152名のクレジットカード情報が流出し、一部で不正利用が生じた可能性があると明らかにしました。
マルカンによれば同社は2021年6月30日、クレジットカード会社よりカード情報流出の懸念について指摘を受け、被害可能性を把握。事実関係を明らかにすべく第三者機関を通じた調査を実施したところ、何者かが同社サイトに内在していた脆弱性を利用して、決済フォームに入力されたカード情報が流出するよう手を加えていたことが判明しました。
同社は2022年1月12日になり、被害発生を公表しました。懸念判明から公表までに相当期間が経過した理由については、調査会社の報告およびカード会社との連携を協議していたとのこと。対応準備を整えてから公表に踏み切ったとしています。
サイト閉鎖。再開の見通しなし
マルカン社によれば、不正アクセスによる流出懸念の対象者は合計1,152名です。
攻撃者は決済機能を改ざんする手口に出ていたため、2019年8月5日~2021年6月21日にかけて、被害サイトでカード決済したユーザーが対象とのこと。カード名義人名・カード番号・有効期限・セキュリティコードについて流出の懸念が生じています。
なお、同社は事案公表後、対象者に個別に連絡を取り注意を促すとのこと。被害サイトは既に閉鎖しており今後再開の見通しはないとしています。
参照弊社が運営する「マルカンオンラインショップ」への不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ/株式会社マルカン
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- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
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