パソコン紛失もセキュリティ対策で流出確認されず、名古屋電機工業|サイバーセキュリティ.com

パソコン紛失もセキュリティ対策で流出確認されず、名古屋電機工業



画像:名古屋電機工業株式会社より引用

名古屋電機工業株式会社は2021年12月22日、同社に所属する従業員が同社顧客および協力企業の個人情報を格納したノートパソコンを社外で紛失したと明らかにしました。

発表によると問題の従業員は2021年12月20日、業務上の理由で商業施設に立ち寄った際、ノートパソコンを紛失したとのこと。

同社は紛失発覚後、情報流出を防ぐため、紛失端末に対する各システムのログインパスワードなどを変更措置を実施。警察に通報の上で現場を捜索するなどしましたが、記事発表時点で発見に至っていないとしています。

メールデータ1,200件格納も流出は確認されず

名古屋電機工業株式会社によると、紛失したノートパソコンには同社顧客および協力企業合計20団体90名ほどの個人情報を含むメールデータ最大1,200件が格納されていました。

格納されていたデータには氏名や所在地、連絡先などが記録されており紛失による流出の可能性も生じていますが、同社は社内規則に乗っ取りノートパソコンにセキュリティロックをかけていたため、記事発表時点で情報流出は確認されていません。

なお、同社は今回の紛失に伴い、今後は全従業員に対し端末の取り扱いを徹底し、再発を防止するとしています。

参照ノートパソコン遺失による個人情報漏洩の可能性に関するお詫びとお知らせ/名古屋電機工業株式会社


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