業務スーパーの神戸物産が不正アクセス被害、個人情報や法人情報流出確認|サイバーセキュリティ.com

業務スーパーの神戸物産が不正アクセス被害、個人情報や法人情報流出確認



画像:株式会社神戸物産より引用

株式会社神戸物産は2021年12月20日、同社の運用するウェブサーバーが何者かのサイバー攻撃を受けたことにより、同社が保有する一部企業情報および個人情報の流出が実際に確認されたと明らかにしました。

発表によると、神戸物産が外部からのサイバー攻撃の痕跡を確認したのは2021年12月4日のこと。攻撃により業務システムの一部に障害が発生していましたが、2021年12月6日には復旧を完了したとしています。

なお、同社は記事発表時点で事案を明らかにするための調査を実施。今後公表すべき事実が判明次第、速やかに公表するとしています。

Gyomucaや会計システムは流出対象外

神戸物産はスーパーマーケット事業「業務用スーパー」を手がけており、会員用サービス「Gyomuca」を通じてクレジットカード情報を含む個人情報を扱っています。

ただし、同社は「Gyomuca」の個人情報について「Gyomucaのデータは外部委託先企業が異なる環境で管理・運用しているため流出情報の対象外」と説明。さらに調査の結果、同社の会計システムへの不正アクセスは確認されなかったとして流出を否定しています。

なお、同社は今後、外部のセキュリティ専門業者の協力のもと、不正アクセスに対する強化施策を実施すると発表。再発防止に努めるとしています。

参照不正アクセスによる個人情報等流出の可能性に関するお知らせとお詫び/株式会社神戸物産


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