ラコステが誤送信で会員アドレス流出、店舗からの外部メール停止へ|サイバーセキュリティ.com

ラコステが誤送信で会員アドレス流出、店舗からの外部メール停止へ



画像:株式会社ラコステジャパンより引用

株式会社ラコステジャパンは2021年12月9日、同社が展開しているアパレルブランドクラブ会員「AIGLE CLUB」の会員に向けて発信した電子メールについて誤送信が発生し、対象会員のメールアドレスがすべての送信先で表示されたと明らかにしました。

ラコステジャパンによれば誤送信は同社の運営店舗が起こしたものです。2021年12月7日、店舗の担当者が会員ユーザーにセール関連情報のメールを外部一斉送信したところ、本来送信形式「Bcc」とすべきであるにも関わらず、「To」の項目に入力し送信するミスを起こしたとのこと。

これにより、店舗メールを受信した会員ユーザー間において、対象者全員のメールアドレスが見えてしまう事象が発生。2021年12月8日、メールを受信した一部会員から指摘が入り発覚したとしています。

セキュリティ重視し店舗による一斉メールは停止へ

株式会社ラコステジャパンは誤送信発生後の対応策として、今後は店舗からの外部一斉形式による電子メール発信を停止すると決定しました。

外部メールによる広告は多くの事業者が行っている手法ですが、同社は情報セキュリティを優先し、停止判断に至ったと説明しています。

また、同社は所属従業員に対し情報セキュリティ教育を徹底し再発を防止すると発表しています。

参照店舗からのメール誤送信による個人情報漏洩についてのお詫び/株式会社ラコステ ジャパン


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