沖電気工業株式会社、不正アクセス被害で情報流出の可能性|サイバーセキュリティ.com

沖電気工業株式会社、不正アクセス被害で情報流出の可能性



画像:沖電気工業株式会社より引用

通信機器やATMなどの情報機器製造および潜水艦ソナーなどを手がける沖電気工業株式会社は2021年12月2日、同社サーバーが何者かのサイバー攻撃を受け、情報流出が発生した可能性があると明らかにしました。

発表によると、同社が不正アクセスを確認したのは2021年11月8日のことで、一次的な措置として該当するネットワークを遮断するなどの措置を講じたとのこと。

その後、社内調査を実施したところ2021年11月30日にファイルサーバーに対するサイバー攻撃の痕跡を確認。現在は外部調査機関に調査を依頼している状況です。

顧客情報流出の有無を調査

顧客情報の流出は不正アクセスに伴い懸念されるリスクです。

しかし、沖電気工業株式会社によると現在は被害規模の特定などに向け調査を進めている状況で、顧客情報の流出の有無は明らかでないとのこと。ただし一部のデータが不正に読みだされた形跡もあり、何らかの情報が流出している可能性が生じています。

参照当社ファイルサーバーへの不正アクセスについて/沖電気工業株式会社


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