ジーアール不正アクセスで1,607名のカード情報流出、芝寿し|サイバーセキュリティ.com

ジーアール不正アクセスで1,607名のカード情報流出、芝寿し



画像:株式会社芝寿しより引用

株式会社芝寿しは2021年11月30日、ECサイト運営委託先である株式会社ジーアールが不正アクセスを受けたことにより、同社が運営する「芝寿しオンラインショップ(以下:被害サイト)」から顧客1,607名カード情報および16,131名分の個人情報が流出した可能性があると明らかにしました。

発表によると、芝寿し社は2021年9月2日に一部のカード会社より被害サイトからの情報流出の懸念について指摘を受けため、カード決済機能を停止の上で運営委託先のジーアールに確認したところ、ジーアール社のサーバーが不正アクセスを受けていた事実が判明したとのこと。

このため、芝寿し社が第三者調査機関を通じて被害状況を調査したところ2021年9月28日に調査が完了。過去被害サイトにカード情報を入力したユーザーのカード情報および会員登録・購入したユーザーの登録情報について、情報流出の事実が判明したとしています。

セキュリティ改修済の新規サイト構築中

芝寿し社は現在、不正アクセスに対する第三者調査機関からの指摘事項を踏まえて、セキュリティ体制および監視体制の強化を進めています。また、クレジットカード決済機能を含む新規ECサイトも構築中であり、公開日は決定次第公表するとのこと。

なお、同社は不正アクセスによる流出懸念が判明してから事実を公開するまでの間に相当期間が経過した点について、対応準備を整えるために必要な判断だったと説明。具体的な被害状況が不明なまま公表し生じる混乱を避けるため、公開が遅れたとしています。

参照弊社「芝寿しオンラインショップ」委託先への不正アクセスによるお客様情報流出に関するお詫びとお知らせ/株式会社芝寿し


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