画像:応用地質株式会社より引用
応用地質株式会社は2021年11月18日、同社にて発生していたランサムウェア感染によるサービスの一部停止被害について続報を発表し、攻撃者の手口や情報流出が発生していないことを公表しました。
問題は応用地質株式会社が提供している「土地情報レポートサービス」の運用サーバーがランサムウェアに感染したというもので、サービスの一部停止などの被害が生じていました。同社は2021年10月7日に感染の事実を公表しましたが、攻撃の原因や情報流出については調査結果が出ておらず、明らかにされていませんでした。
応用地質株式会社は今回の続報発表にて原因や情報流出について報告しています。これによると、開放状態であったポートがあり攻撃者に狙われた可能性が高いものの、被害は限定的で、顧客情報や業務データの流出は発生していないことが確認されたとしています。
安全性評価待ちサービス再開へ
応用地質株式会社は記事発表時点で、サーバーへの不正アクセスに対するセキュリティ強化は完了し、現在は第三者機関による安全性チェックを進めている状況です。
停止措置を講じたサービスは安全性評価後に再稼働する方針で、2021年12月上旬になる見通しとのことです。
参照当社サーバーへのランサムウェアによる攻撃につきまして(続報)/応用地質株式会社
参照当社サーバーへのランサムウェアによる攻撃について/応用地質株式会社