画像:山形大学より引用
山形大学は2021年10月5日、同大学の地域教育文化学部において前年度受講生62名の成績情報の取扱いにミスが生じ、2021年度学部生ら50名にこれを公開したと明らかにしました。
発表によると、地域教育文化学部の担当者は前期期末試験に向けて、学生らに解答用紙を電子ファイルとして提供しました。ところが、問題のファイル内には解答用紙データだけでなく、前年度学部生62名の成績情報が含まれていたとのこと。
担当者はミスに気付かず解答用紙を公開したため、2021年度の同学部生50名がこれを閲覧。流出が確定しました。
全員の削除を完了
山形大学は情報の誤掲載判明後、情報を閲覧した学生らに謝罪し、該当ファイルの削除を依頼しました。記事発表時点で全員のファイル削除を確認しているとのこと。
なお、同大学は被害を受けた前年学部生らにも謝罪。今後は相談窓口を設けて対応を進めるとしています。