画像:国立大学法人静岡大学より引用
国立大学法人静岡大学2021年9月16日、大学が運用している学部用のクラウドサーバーが何者かのサイバー攻撃を受け、スパムメール発信の踏み台にされたと明らかにしました。
静岡大学によると、不正アクセスは2021年6月7日~2021年6月15日のうちに発生したもので、期間中に約5万3千通ものスパムメール発信が確認されたとのこと。
静岡大学は原因をアカウント管理不備とし、パスワードに脆弱性があったと説明していることから、推測可能なパスワードを第三者に利用されたものと見られます。
情報流出および二次被害はなし
静岡大学は現在、サーバーの運用停止措置を講じることで、攻撃者からの不正な通信を遮断しています。
今後はクラウドサーバー利用時のセキュリティ強化を徹底するなど、再発防止策を講じていくとのこと。なお、静岡大学は不正アクセスに伴う情報流出はなかったと断じ、二次被害も確認されていないとしています。