会津若松市が「MyPost」で配信ミス、市民832名の氏名など流出|サイバーセキュリティ.com

会津若松市が「MyPost」で配信ミス、市民832名の氏名など流出



画像:会津若松市より引用

会津若松市は2021年6月29日、市政だよりを配信する際に誤送信が発生し、配信先の市民832名の氏名情報や仮名IDが流出したと明らかにしました。

発表によると、会津若松市では日本郵便が自治体や法人向けに提供する「MyPost」と呼ばれるサービスを利用して、市民向けの市政だよりを配信していました。ところが2021年6月26日に市政だよりを添付する際、担当者が市政だよりではなく、宛先のリストを添付して配信するミスが起きたとのこと。

これにより、配信先でお互いの漢字氏名・カナ氏名・仮名IDなどが閲覧できる事態が発生。その後、市がミスに気付き、事態が判明したとのことです。

日本郵便に削除依頼、被害者には謝罪

会津若松市によると、市は配信データを削除するため、日本郵便に連絡を取り「MyPost」のレターデータの削除を依頼しています。データの削除依頼は正常に受理され、2021年6月27日時点で削除は完了しているとのこと。

また、市は流出対象者に向け、データ流出の経緯を説明し、謝罪しています。今後は再発防止のため、送信前に複数名での確認を徹底するとしています。

参照「MyPost」の配信における個人情報を含むデータの誤送信について【最終報】


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