画像:埼玉県立大学より引用
埼玉県立大学は2021年5月21日、所属する学生が個人情報の含まれるUSBメモリを紛失したと明らかにしました。
発表によると、大学は紛失発覚後、学生に聞き取り調査を実施しました。結果、紛失したUSBメモリには学生の受け持つ患者情報や講演者、学生など合計140名の氏名情報が記録されていたとのこと。
USBメモリは現在も発見に至っていません。大学は警察署に遺失届を提出した上で、思い当たる場所を捜索しましたが、見つかっていないとしています。
悪用被害は確認されず、運用ルールの見直しで対応か
埼玉県立大学によると2021年5月24日時点で、USBメモリ内の情報を悪用したと思われる事案は確認されていません。
ただし、同大学は今後の再発防止策として、学生のUSBメモリ使用の取扱いを見直すと発表。また、個人情報の適切な取り扱いに向け、学生への指導を徹底する方針です。