「omiai」運営会社がコープレートサイトで情報流出、設定不備が原因か|サイバーセキュリティ.com

「omiai」運営会社がコープレートサイトで情報流出、設定不備が原因か



画像:株式会社ネットマーケティングより引用

マッチングアプリ「omiai」などで知られる株式会社ネットマーケティングは2021年5月23日、同社コーポレートサイトの問い合わせフォームに不具合が発生し、フォーム利用者の入力した氏名や住所などの情報を、第三者が閲覧したと明らかにしました。

問題の不具合は2021年5月19日~2021年5月22日にかけて発生したもの。原因はサーバーのシステム設定不備によるもので、入力情報がキャッシュとして残ってしまったことにより、あとからフォームを利用した人が前の利用者の入力情報を閲覧できる状態が発生しました。

なお、同社は不具合発生当時、サーバープラットフォームの移行作業を行っていました。不具合は移行作業中にシステム設定のミスが生じ、発生したものとしています。

「Omiai」不正アクセスとは関係なし

ネットマーケティング社は記事発表時点で、システム設定を修正し、問題の不具合を解消しています。不具合により情報が流出した可能性のある利用者には、電子メールなどを通じて、同社が個別に説明する方針です。

なお、同社は2021年5月21日にマッチングアプリ「Omiai」が不正アクセスを受けています。しかし、今回の情報流出はシステム不備によるもので、不正アクセスとは関係がないと説明しています。

参照当社コーポレートサイトの不具合により、お問い合わせフォーム内の 個人情報が他者から閲覧できた状況に関するお詫びとご報告


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