小森コーポレーションの米国子会社がランサム感染|サイバーセキュリティ.com

小森コーポレーションの米国子会社がランサム感染



画像:株式会社小森コーポレーションより引用

株式会社小森コーポレーションは2021年5月11日、同社の米国子会社にて運用しているサーバーに対するサイバー攻撃が発生し、サーバーに記録されていた企業情報が外部流出した可能性があると明らかにしました。

発表によると2021年2月8日、同社の米国子会社のサーバーがランサムウェアに感染し、サーバー内のデータが暗号化される被害が発生。これを受け、同社がセキュリティ専門企業による調査を進めたところ、同社サーバーから流出したとみられる情報の一部が、既に外部サイトにて公開されている事実が確認されたとのこと。

同社はこのため、サイバー攻撃への対応策として問い合わせ窓口を開設するなど、対応を進めている状況です。

被害範囲などの詳細調査へ

株式会社小森コーポレーションによると、同社はセキュリティ専門企業の協力を得て、被害を受けたサーバーの復旧作業およびセキュリティ強化を進めています。また、同社は現地捜査機関に被害届を提出し、今後は影響範囲の特定に向けて更なる調査を進めると発表しています。

なお、同社は米国法人以外に、国内および複数の海外子拠点を有している企業です。しかし、これらのサーバーは米国法人とは異なるネットワーク環境で運用しているため、ランサムウェアによる被害はないとしています。

参照不正アクセスによる情報流出の可能性に関するお詫びとお知らせ


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