画像:岡山放送株式会社より引用
岡山放送株式会社は2021年5月7日、同社が番組視聴者向けに提供しているOHKアプリを通じて、情報番組のプレゼントに応募したユーザーの個人情報が、別の応募者に表示される事象が発生したと明らかにしました。
岡山放送によると、原因はアプリの設定変更時に発生した、設定ミスによるものです。
同社は2021年5月7日、番組中にプレゼント応募の受付をしていましたが、アプリを通じて多くのアクセスが集中。同社はこれに対応すべく、外部のアクセス負荷分散サービスを利用するためにアプリの設定を変更しましたが、その際に個人情報の誤表示に繋がるミスが発生したとしています。
51名、7項目が外部閲覧の可能性
岡山放送株式会社によると、設定ミスによる情報流出は2021年5月7日の15時ごろより発生していましたが、応募者の一部から「別人の個人情報が表示される」と指摘が入り、約1時間後に修正対応を取りました。
発表によると、期間中に誤表示による流出があったと見られるユーザーは、最大51名で、氏名や住所、電話番号など合計7項目について外部閲覧の可能性が生じているとのこと。
なお、同社は今後、情報管理体制の強化を通じて、再発防止に努めるとしています。