画像:独立行政法人環境再生保全機構より引用
独立行政法人環境再生保全機構は2021年4月15日、同機構が運用するメールアカウントが外部からの不正アクセスを受けたことにより、機構のメールサーバーを経由した不審なメールの大量送信を確認したと明らかにしました。
発表によると、不審なメールが確認されたのは2021年4月14日のことで、機構側は発覚後、メール送信を止めるための措置を講じたとのこと。不正送信以外の情報漏洩は確認されていないとしています。
なお、記事発表時点で不正アクセスを受けた原因はわかっていません。今後、原因究明に向けて調査を進めるとしています。
メール受信者に削除呼びかけ
環境再生保全機構は現在、不正アクセスにより発生した不審メールの受信者について、メールを開封せず、すみやかに削除するよう呼び掛けています。
また、機構側はメールアカウントへの不正アクセスに伴い、情報セキュリティ体制の強化に努めると発表。再発防止に向けて取り組みを進めるとしています。