ECサイトの脆弱性原因で1,293件のカード情報流出か|株式会社柿安本店|サイバーセキュリティ.com

ECサイトの脆弱性原因で1,293件のカード情報流出か|株式会社柿安本店



画像:株式会社柿安本店より引用

三重県の食品メーカー株式会社柿安本店は2021年1月19日、同社が運営するオンラインショッピングサイト「柿安オンラインショップ」に対する外部からのサイバー攻撃が発生し、同社サイトにてカード決済を行ったユーザーのカード情報1,293件について流出の可能性があると明らかにしました。

発表によると同社は2020年10月、一部のクレジットカード会社から同サイトからの情報流出に関する通知を受けたことにより調査を開始。その結果、同社サイトにはセキュリティ上の脆弱性が内在しており、攻撃者に利用されたことにより、ペイメントアプリケーションが改ざんされていた事実が判明したとしています。

同社はこのため、調査会社の報告およびカード会社との連携を待ち事実を公表。同サイトのカード決済機能は現在停止中で、今後、セキュリティ対策および監視体制の強化を進めていくとしています。

不正利用に必要な情報流出か

株式会社柿安本店によると、今回の不正アクセスにより、「柿安オンラインショップ」で2020年4月29日~2020年9月30日にかけてカード決済したユーザーについて、流出の可能性が生じています。

具体的な流出項目としては、カード名義人名にカード番号、有効期限およびセキュリティコードが考えられるとのこと。被害については既に個人情報保護委員会に報告したたほか警視庁へも通報済で、被害可能性のある顧客には、同社が個別に連絡を取るとしています。

流出対象期間中、サイトでカード決済したユーザー

対象期間 2020年4月29日~2020年9月30日
件数 1,293件
内訳 カード名義人名、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコード

参照弊社が運営する「柿安オンラインショップ」への不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ


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