大阪府、コピペミスで新型コロナ感染者情報流出|サイバーセキュリティ.com

大阪府、コピペミスで新型コロナ感染者情報流出



画像:大阪府より引用

大阪府は2020年12月2日、府が事業者に委託している新型コロナウイルス感染者の自宅療養に伴う配食サービスにおける誤配送による個人情報の流出が確認されたと明らかにしました。

発表によると、大阪府で上記配食サービス事業者は府の池田保健所が作成する「自宅療養配食希望者リスト」に基づき、サービスを提供していました。ところが、データリスト作成を担当した事務担当者が対象者Aのデータを入力する際、先に配食サービスを利用していた対象者Bの情報をコピーし、そのリストに対象者Aの氏名及び電話番号を上書きしたものの、住所を修正し忘れたまま配送を指示したとのこと。

これにより対象者Aの住所に対象者Bの情報が入力されまま配送が行われた後、対象者Bから誤配送の可能性の指摘が入り、情報流出が判明したとしています。

コピペでデータを作らないよう決定

大阪府は事案確認後、対象者AおよびBに謝罪を実施しています。

また、再発防止策として今後は情報入力の際、コピー&ペーストによる入力措置を実施すると発表。合わせて、リスト作成後は複数の職員によるダブルチェックを実施することにより、情報流出を防ぐと明らかにしています。

参照個人情報の流出について/大阪府


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