
画像:huluヘルプセンターより引用
動画配信サービス「Hulu」などで知られるHJホールディングス株式会社は2020年9月24日までに、同社が提供する動画サービス「Hulu」の会員アカウントへのサイバー攻撃が確認され、アカウント779件について不正ログインが発生したと明らかにしました。
HJホールディングスによると、同社は2020年9月23日、Hulu会員アカウントへの不審なアクセスを検出。これを調査したところ、アクセスはHuluの一部会員アカウントを狙った「パスワードリスト型攻撃」である事実が判明したとのこと。
パスワードリスト型攻撃は、パスワード設定の記憶を嫌うユーザーが「複数のサービスで同じパスワードを設定する傾向にある」点を狙ったサイバー攻撃。HJホールディングスでは攻撃者が外部から流出した情報を悪用し、不特定多数のアカウントへの侵入を試みたものと分析しています。
不正に情報を閲覧された可能性
HJホールディングスは自社からのパスワード情報の流出を否定する一方で、被害を受けたユーザーについて、情報の不正閲覧など可能性などを警告しています。
同社は動画サービスを提供している事業者ですが、登録アカウントはメールアドレス等のほかに、氏名や生年月日、性別および支払い情報の一部が登録されているため、これらの情報について攻撃者が閲覧した可能性があるとのこと。
また、攻撃の手口がリスト型攻撃であるため、他のサービスで使用したパスワードを再度しないよう呼びかけ。ウェブサイトではパスワード変更に進むためのURLなども公開しており、セキュリティ対策を推奨しています。
参照[重要]不正アクセス検知によるパスワード強制リセット実施のお知らせ(9/24)/HJホールディングス株式会社
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- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
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- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
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