宛先表示したままメール送信、中部電力がモニター244名のアドレス流出|サイバーセキュリティ.com

宛先表示したままメール送信、中部電力がモニター244名のアドレス流出



画像:中部電力より引用

中部電力株式会社は2020年9月20日、同社の事業にモニター登録しているユーザー244名に電子メールを送信した際に誤送信が発生し、対象者のメールアドレスが流出した事案を公表しました。

中部電力によると電子メールは2020年9月19日に、外部一斉メールとして送信されたもの。同社では外部メールを送信する際、アドレスを非表示として送信するよう求めていましたが担当者が操作を誤り、宛先が表示される形式で送信したことにより流出が発生したとしています。

被害者から指摘を受け発覚

中部電力によると、同社では誤送信発生直後、アドレスの流出に気づいていませんでいした。

しかし発信から約10分後、メールを受信した一部ユーザーからアドレス流出について指摘を受け事態を把握。ウェブサイトを通じて事案の公表に踏み切りました。

なお、同社は今後の予定として再発防止に向けた具体的な対策を検討していくとしています。

参照電子メール誤送信によるメールアドレスの漏えいについて


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