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画像：株式会社伊勢甚より引用
株式会社伊勢甚は2020年7月14日、同社が業務用として保有するメールアカウント1件が何者かのサイバー攻撃により踏み台にされ、不特定多数の宛先に迷惑メールを発信していたと明らかにしました。
同社によると、発信された迷惑メールは「なりすまし行為」と見られる内容のものとのこと。メール本文中にはURLが記載されており、クリックすると同社とは無関係のサイトに転送され、個人情報などを抜き取られる恐れがあるとしています。
このため、同社はメール受信者らに対して、URLのクリックをせずそのまま削除するよう呼び掛けています。

既に対応は完了済み、情報の流出は確認されず

今回のインシデントによる情報流出は現状、確認されていません。
同社によると、事案発覚後に第三者調査機関を通じてフォレンジック調査を実施したところ、攻撃者による情報の持ち出しや流出の痕跡は確認されなかったとのこと。
また、同社は事案が発生した2020年7月10日以降に、被害アカウントのパスワード強度を上げるなど、再発防止策を取ったと説明しています。
参照【重要】不正アクセスによる迷惑メールに関するお詫びとお知らせ/株式会社伊勢甚