システム脆弱性原因で不正アクセス被害、カード情報最大138件流出か│島田製織株式会社|サイバーセキュリティ.com

システム脆弱性原因で不正アクセス被害、カード情報最大138件流出か│島田製織株式会社



画像:島田製織株式会社より引用
島田製織株式会社は2020年7月13日、同社が運営するオンラインショップ「hatsutoki ONLINE STORE」に対する外部からのサイバー攻撃が確認され、同社オンラインショップを利用した一部ユーザーのクレジットカード情報最大138件について、流出の可能性が発生したと明らかにしました。
島田製織株式会社によると2020年2月25日、同社オンラインショップと取引関係にあるクレジットカード会社より「情報流出の懸念」について指摘を受け疑惑が浮上。これを受け同社が2020年4月14日に第三者調査機関を通じて調査を実施したところ、同社が2020年1月22日まで運用していた「旧システム」について、システム脆弱性を利用したサイバー攻撃の痕跡が判明したというものです。

個人情報保護委員会等へは報告済み

島田製織株式会社は今回発生した流出事案について、脆弱性は旧システムにのみ内在していた問題で、新システムについては同様の脆弱性は存在しないとの認識を発表しています。
ただし、旧システムが運用されていた2018年12月25日~2020年1月22日の期間中においては、情報流出の可能性が生じていたとの認識を発表。このため、同社は既に個人情報保護委員会へ事案発生を報告し、今後は対象期間中において同社サイトでクレジットカード情報を入力したユーザーについて個別に連絡を取り、謝罪と今後の対応を説明するとしています。
なお、今回のインシデントで流出した可能性のある情報は次の通りです。

対象 期間中、同社サイトでカード決済したユーザー
期間 2018年12月25日~2020年1月22日
件数 最大138件
内訳 ・カード名義人名
・クレジットカード番号
・有効期限
・セキュリティコード

参照「hatsutoki ONLINE STORE」への不正アクセスに関するお詫びとお知らせ/島田製織株式会社


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