ECサイトの脆弱性利用されカード情報491件が流出か|クニヒロ株式会社|サイバーセキュリティ.com

ECサイトの脆弱性利用されカード情報491件が流出か|クニヒロ株式会社



広島県の名産品かきなどを扱うクニヒロ株式会社は2020年7月1日、同社が運営するオンラインショップ「かきのクニヒロ」に対する、外部からのサイバー攻撃が確認され、一部顧客のクレジットカード情報491件が流出した可能性があると明らかにしました。
クニヒロ社によると2019年12月6日、決済代行会社を通じて一部のクレジットカード会社より「同社サイトによる情報流出の可能性」について指摘を受け、不正アクセス被害の疑惑が浮上。その後、クニヒロ社が第三者調査機関を通じてサイトの調査を実施したところ、システムの脆弱性を利用したサイバー攻撃が確認され、クレジットカード情報の流出が確認されたほか、一部において不正利用が発生した可能性が明らかになったとしています。

ウェブサイト再開日は未定

クニヒロ社はインシデント発生の可能性が浮上した2019年12月6日時点で、同社サイトにおけるクレジットカード決済機能の停止を決定しています。
同社からは今後の予定、原因となった脆弱性を修正するなどのセキュリティ対策を実施する方針が示されていますが、記事発表時点で具体的な再開日は明らかにされていません。
なお、同社によると今回の不正アクセスにより生じた被害は、次の通りです。

対象 期間中に同サイトでカード決済したユーザー
期間 2018年12月22日~2019年12月6日
件数 491件
内訳 ・クレジットカードの名義人名
・クレジットカードのカード番号
・クレジットカードの有効期限
・クレジットカードのセキュリティコード番号

参照弊社ECサイトへの不正アクセスによる個人情報流出に関するお詫びとお知らせ/クニヒロ株式会社


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