画像:雇用調整助成金等オンライン受付システムの運用停止について/厚生労働省より
共同通信社は2020年5月20日、日本政府が進める雇用調整助成金の手続を行う電子申請システムについて、システム不具合により他人の個人情報が表示される事象が、複数件確認されたと明らかにしました。
報道によれば、現在は原因の調査中で、復旧のめどは立っていないとのこと。情報流出の可能性も生じているため、2020年5月20日中の復旧は困難との見通しです。
厚労省も「運用停止」発表
雇用調整助成金を担当する厚労省も2020年5月20日、省の公式ウェブサイトでシステムの運用停止を発表しています。同省によればオンライン受付システムにおいて「不具合」が発生したため、運用の延期を決定したとのこと。ただし、記事発表時点で(公式サイト上では)情報流出の有無は明らかにしていません。
なお、同省は今後、公式ウェブサイトで稼働状況を通知する方針。システム障害に伴う情報流出についても、今後明らかになるものと見られます。
参照雇用助成金、オンライン申請NG 個人情報が一時閲覧可能に/Yahoo!ニュース