
画像:実践的サイバー防御演習「CYDER」の教材を期間限定で一般公開/国立研究開発法人情報通信研究機構より
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)のナショナルサイバートレンニングセンターは2020年5月、実践的サイバー防御演習「CYDER(CYber Defense Exercise with Recurrence)」について、期間限定で演習教材の一般公開を実施すると発表しました。
NICTによれば、今回の一般公開は「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の発出」を受けての決定とのこと。現在、新型ウイルスの影響でテレワークやビデオ会議など通常と異なる形態で業務を進める企業が急増していますが、サイバー犯罪の脅威は変わらず継続していることから、学習機会の提供を決めたとしています。
「CYDER」はサイバー防御に必要な、実践的な知識が得られるプログラムです。NICTは一般公開により「セキュリティインシデントが発生した際の対応手順や事前の備え等について学ぶことができる」と期待感を寄せています。
一般公開向けに再構成した教材を公開
CYDERは、長年蓄積されたサイバーセキュリティに対する知見から作られた教材による「事前学習(オンライン)」と、政府が用意した大規模サーバー群で実際にサイバー攻撃を発生させ、これに対する防御施策を体験する「集合演習」に分類される学習プログラムの総称です。
NICTによれば、今回公開されるのは過去の演習シナリオによる教材です。CYDERが保有する大規模演習環境による演習は対象外となりますが、教材は一般公開用に課題単位で再構成されています。入手方法は公式サイトへのアクセス後、メールアドレスなどを入力しダウンロードするだけ。提供は2020年5月12日からスタートし、当面の間は継続する見通しです。
参照実践的サイバー防御演習「CYDER」の教材を期間限定で一般公開/国立研究開発法人情報通信研究機構
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- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
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