テレビ会議サービス「Zoom(ズーム)」を利用した大学ガイダンス中に、突如わいせつ画像が表示されるなど、「Zoom爆撃」と思われるインシデントが発生しました。
情報によると、被害が発生したのは国立大学法人香川大学が実施する、新入生向けのガイダンスです。同大学では新型コロナウイルスの感染拡大の流れを受け、学生向けのガイダンスを「Zoom」によるオンライン形式で進めていましたが、会議中に突如外部ユーザーがビデオ会議に乱入。画面いっぱいのポルノ画像とともに、フランス語で書かれたわいせつな文書が表示される事象が確認されました。
200人以上の被害者発生
報道によれば、香川大学がインシデントの影響で、ガイダンスを中止せざるを得ない状況に追い込まれました。大学側は事案発生後、画像を閲覧できないよう対策を進めましたが、既にガイダンスにはおよそ200名の学生が参加するなど、被害が発生。やむを得ず、大学側が新しいアカウントを生成し会議を開催しました。
なお、同大学は再発防止策として、セキュリティー強化を進め対応する方針です。ビデオ会議による遠隔授業自体は中止せず、今後も継続するとしています。
参照突然、性的画像が画面に…Zoom爆撃、香川大でも被害/Yahoo!ニュース