画像:LINEへの不正ログインに対する注意喚起/LINE株式会社より
LINE株式会社は2020年2月26日、同社が提供するSNSサービス「LINE」の日本ユーザーについて、短期間で4,000件以上の不正ログイン行為が確認されたと発表しました。
同社によると、攻撃者はアカウントを乗っ取ったのち、本人になりすまして商品購買やアカウントの窃取を目的としたURLを、メッセージやタイムラインに投稿。これにより被害は急速に拡大し、多くの被害が生じていると注意喚起を行っています。
攻撃の種類は2パターン
LINE株式会社によると、攻撃者は奪ったアカウントを利用しメッセージやタイムライン投稿機能を利用するだけのタイプ(本人はそのまま利用できる)と、フィッシング詐欺を通じてLINEアカウントのパスワードやSMSコードを奪い取り、を恒久的に乗っ取る2パターンが確認されています。
LINE株式会社が発表した4,000件超の被害事例は前者パターンのみの数値で、アカウント乗っ取りの被害件数については不明とのこと。同社は悪用が確認されたサービスに対する技術的な対策を進めると同時に、被害者らにパスワードの変更などの対策を呼び掛けています。
参照LINEへの不正ログインに対する注意喚起/LINE株式会社