画像:個人情報が記録されたUSBメモリの紛失について/天使大学より
天使大学は2020年2月14日、同大学に所属する学生1名が、個人を特定できる学習資料情報2事例を記録したUSBメモリを紛失したと明らかにしました。記事発表時点で、紛失したUSBメモリの所在は明らかになっていません。
発表によると、問題のUSBメモリに記録される資料情報は実際に過去治療を受けた人物の診療記録で、学習の必要性から大学側が提供したデータをもとに学生が作成したもの。ただし、提供した資料には診療記録のみならず、氏名や住所、電話番号や診療記録の概要が含まれていたと説明しています。
個人情報の掲載を最小限に
天使大学はインシデント発覚を受け、セキュリティ対策の強化を発表しています。
具体的には、学生による個人情報へのアクセスを必要最小限にとどめるほか、学生が実習で作成する資料について個人情報を伏せるよう指導を徹底するとのこと。また、学生が作成した資料は今後、個人情報の流出を防ぐ観点から、教員がチェックするなどの施策を実施するとしています。
参照個人情報が記録されたUSBメモリの紛失について/天使大学